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四ツ谷駅徒歩3分という資産価値抜群のエリア。麹町ハイツ建替えで、事務所、店舗、77戸の共同住宅からなる複合施設が誕生!
四ツ谷駅から皇居方面(麹町駅・半蔵門駅方面)に少し進んだ新宿通り(麹町大通り)沿いで「千代田区麹町6-4計画」が進んでいます。
こちらはもともと10階建ての「麹町ハイツ」というのがあり、そちらの建て替え工事プロジェクトです。
2015.8追記
千代田区麹町6-4計画が三菱地所より正式に発表され、共同住宅部分は「ザ・パークハウス 千代田麹町」となりました。総戸数は77戸(事業協力者住戸18戸含む)。四ツ谷駅徒歩2分、且つ麹町アドレスという資産価値の高いマンションです。
>>「ザ・パークハウス 千代田麹町」の資料請求はこちら
「千代田区麹町6-4計画」は三菱地所による複合施設の建設計画であり「RC造地下1階地上17階建て延べ1万752㎡、敷地面積1,020㎡」という物件です。設計は東京設計コンサルタント。
中身としては、事務所、店舗、77戸の共同住宅から構成され、1階が店舗、2~5階がオフィスフロア、そして6階~17階が住宅フロアとなるようです。
四ツ谷駅徒歩3分、そして千代田区麹町6丁目アドレスという抜群の立地になるため、77戸の住宅フロアがどういう形で商品設計されるか分かりませんが、分譲、もしくは賃貸のどちらにしても相当な価格帯で世にでるのだと思います。
気になる竣工時期は、2017年9月30日。先日プレジデントの記事で「都心マンション価格のピークは2016年秋」というのもありましたが、はてしてどうなのるのか。
仮に「分譲マンション」として竣工の1年ぐらい前より販売されたとするならば、2016年の秋頃ということでプレジデントの記事でいうところのまさにピークにあたります。
既に赤坂や銀座エリアで平均坪単価が600万、700万近くで販売されているマンションも出てきている中で、この千代田区麹町6-4計画のマンション価格は非常に気になるところです。
尚、建設計画はこちら。
千代田区での最近の分譲マンション、そして中古価格の状況などは?
ちなみに、千代田区での最近の分譲実績としては、東急不動産の「ブランズ四番町」、大和ハウスの「プレミスト麹町」などでしょうか。千代田区の番町、麹町エリアは本当にモノがないため新築マンションの物件も少なくかなり希少です。
その他、千代田区で直近でいくつか出ている物件も、番町、麹町などのエリアではなく、神田方面エリアでの物件になります。例えば、「プラウド千代田淡路町」や、「プレミスト千代田 神田佐久間町」「オープンレジデンシア千代田東神田」などですね。
千代田区の中でも特に希少価値が高い、番町、麹町、九段、そして平河町、永田町などはとにかく数が少なく、中古でも価格が下がるどころから逆に新築分譲時より高くなるケースもありますから、まさに都心を代表するエリアといえるでしょう。
「千代田区麹町6-4計画」物件の向かい側では上智大学のソフィアタワー建設が進む
尚、この物件の道路を挟んでちょうど向かい側(新宿通り(麹町大通り)を挟んだエリア)は上智大学がありますが、こちらは「ソフィアタワー」をまさに建設中です。
上智大学のリリースによると、地上17階・高さ77mのタワーになり、7階以上の高層部は、四ツ谷駅前という立地を生かし、収益を目的とするオフィスビルにする計画のようです。
そしてその収益は、海外からの留学生や遠方出身の学生への支援を目的とした奨学金として活用するほか、本学の教育研究環境の整備の財源とする予定とのこと。
大学も少子化の影響で本業の学費収入の伸びは期待できません。きちんと収益を出している大学については本業の学費収入とは別に株式をはじめとした資産運用による運用収益で利益を出しているという大学も多くあります。
大学の資産運用ランキングなどを調べれば分かりますが慶応大学が運用収入ではトップのようです。
慶応大学については2013年度の運用収入はなんと55億円にも上り、2012年度比で54%も増えています。
上智大学に話を戻しますが、ソフィアタワーの開発にあたっては三井不動産株式会社にプロジェクトアドバイザリー業務を委託しているようで、オフィス部分については、三井不動産が商品企画をおこない、上智大学からのマスターリースのもとテナントリーシング、運営管理を一括して担うスキームのようです。
先程の慶応大学の話ではないですが、大学も学費収入だけではなく、保有不動産を活かした賃料収入など収益スキームの多様化が必要な時代になっていますね。もちろ上智大学の場合は四谷エリアという抜群の資産価値があるエリアを保有していたわけですから今後のインフレトレンドを考えると非常に良い判断だと思います。