【ザ・パークハウス西新宿タワー60】part2 モデルルーム訪問記

日本最高階数の60階建てマンション「ザ・パークハウス西新宿タワー60」のモデルルーム訪問記です。坪単価が高騰している都心マンションにおいて、その割安感から第一期452戸が即日完売という大盛況だったマンションです。

第一期の販売状況について振り返ってみましょう。

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」第一期の販売状況について

専有面積　：33.90㎡～156.99㎡
間取り　：ワンルーム～3LDK
価格　　　：最高価格3億5,000万円、最多価格帯6,100万円台
抽選倍率　：最高倍率14倍、平均倍率2.19倍で即日完売

【登録者属性】
年齢　　：40歳代（25%）、50歳代（25％）が中心
居住地　：新宿区（19.4%　※最多）、その他23区内を中心に幅広いエリア
家族数　：最多は2人家族（36.4%）

こうしてみると、40代、50代で全体の「半数以上」を占めていることが分かります。湾岸のタワマンについては30代で比較的年収の高い層が購入している傾向がありますが、やはり同じタワマンでも内陸の西新宿エリアとなるとだいぶ違うデータが出ていますね。

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」は大規模タワーマンションということもあり50代以上の方などは2015年1月の税制改正に伴うタワマン活用の相続税対策目的の購入も結構あったと思いますし、1期については30～40平米代のコンパクトな間取りも用意されていましたから投資用の買いも相当入ったと思います。残念ながらか投資向きのコンパクトタイプは1期で全て出し尽くしていますので2期以降は50平米以上の間取りプランとなります。

ちなみに、投資用に相性の良さそうな小ぶりの部屋は低層階に配置されており、また坪単価も300万円ちょっとぐらいですから、都心マンションの利回りがなかなか期待出来なくなっている昨今においては数少ない好物件だったのではないかと思います。

part1の記事でも記載しましたが第一期は坪単価が295～736万円となっており、300ちょっとの部屋も多数ありましたので今のご時世ではさすがに登録も殺到するわけです。

西新宿5丁目の再開発は、住友不動産の西新宿5丁目北地区をはじめまだ控えており、スミフは当然相当高い金額で出してくるでしょうから、ザ・パークハウス西新宿タワー60の現価格では中古でのリセールバリューも期待できそう、と考えている方もいらっしゃると想像します。完成が2017年7月とまだ先ですからその頃にどうなっているかですね。なんだからこのパターンを想像するとどうしても富久クロスを思い出してしまいます。⇒　富久クロスの中古価格は買いなのか？新宿御苑周辺マンションとの価格比較

モデルルームの様子

モデルルームですが、かなりお金をかけてる印象です。まず驚いたのがシアタームービー。
前半はよくあるシアタームービーで映像が流れるのですが、

後半いきなりスクリーンが上部に格納され、突如「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の模型が登場！キラキラ輝きだします。

この演出には驚きました。
総戸数954戸ともになるとやはりスケールが違います。

敷地計画・ランドスケープ・共用施設について

今回特長のひとつはやはり大規模マンションによる共用施設の充実です。
敷地内には「結いの森」と名付けられた緑溢れる空間、そして建物２階の西側に位置する「GARDEN」にはゲスト＆パーティールームが用意されています。また同じく2階にフィットネスジム、そして土間スペースや和室スペースが設けられたくつろぎのスペース「フォレストハウス」。そして高層階の44階には洋室と和室の「ゲストルーム」、「ビューラウンジ＆バー」などがあります。