三菱地所の最高級ブランド「ザ・パークハウス グラン」が南青山5丁目に誕生
三菱地所が南青山5丁目に「ザ・パークハウス グラン南青山」を誕生させます。
三菱地所の南青山マンションといえば南青山7丁目の「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」でスーパーゼネコン鹿島建設との一件を思い出しますが・・・ 南青山5丁目ではこちらの物件の計画も進んでいたんですね。
今回のザ・パークハウス グラン南青山については、現地は南青山公務員宿舎の跡地であり国有地でした。2013年2月に実施された入札には6社が参加し三菱地所レジデンス×三菱倉庫が94億7,600万円で落札しています。
※画像:ザ・パークハウス グラン南青山
表参道駅徒歩4分という希少な立地であるにも関わらず敷地面積は4878.74㎡と広大です。南青山エリアでなかなかこれだけのまとまった敷地面積でのマンション建築はできませんから非常に資産価値が高いマンションといえます。また今回のマンションは三菱地所としては最上級ブランドの「ザ・パークハウス グラン」シリーズ。グランシリーズとしては過去には「ザ・パークハウス グラン三番町」「ザ・パークハウス グラン千鳥ヶ淵」がありましたが、それらに次いで3物件目となります。
220平米のタイプはなんと7億7,000万円(坪単価1,156万円)
ザ・パークハウス グラン南青山は、売主が三菱地所レジデンス株式会社、三菱倉庫株式会社、東京建物株式会社です。また施工は東急建設、デザイン監修はアーキサイトメビウスとなっており、竣工予定は2016年8月です。
総戸数は101戸とそこそこ規模はありますが事業協力者81戸があるため、実際の販売戸数は僅か20戸です。広さは60.21㎡~222.37㎡、間取りは1LDK~3LDK、価格は1億5,000万円~7億7,000万円となっています。坪単価は882万円~1156万円です。さすがの坪単価ですね。ただ最近の都心の希少な一等地の価格傾向を見ているとまあ、そのぐらいの価格設定になってくるだろう、という印象があるのもまた事実です。
同じ南青山5丁目の中古マンション相場は?
表参道駅の大手デベによるマンションとしてはプラウド南青山などが浮かびますが、中古での販売価格を見てみると、
●2階/5階 105.33m2 2LDK+S 2億6,800万円(坪単価840万円)※2015年6月時点
>> プラウド南青山の中古価格(表参道駅徒歩7分、2006年竣工)
などがあります。
「プラウド南青山」は、「ザ・パークハウス グラン南青山」と同じく「南青山5丁目」アドレスであり、表参道駅徒歩7分、2006年築、総戸数19戸というスペックです。築10年近くのマンションで坪単価840万円ぐらいで中古で売り出されているような状況ですから、新築の「ザ・パークハウス グラン南青山」がこのぐらいの価格水準になるのも、まあそうだろうなという感じです。
間取りも一つピックアップしておきたいと思います。こちらは最も価格の高い間取りプランとなっており専有面積222.37平米、間取りは3LDK+2N+3WIC+SICで、価格はなんと7億7000万円。すごいですねー。都心で200平米超のマンションというのもあまりありませんが、価格が7億円台というマンションというのは久々に見ました。
【間取り】220-Aタイプ 7億7,000万円
※画像:ザ・パークハウス グラン南青山
≪追記≫
2015.6.16の三菱地所のプレスリリースによると「ザ・パークハウス グラン南青山」はその希少性から抽選倍率9.65倍と大人気だったようで「即日登録申込完売」となったようです。
(参考記事)ザ・パークハウス グラン南青山が即日申込完売!平均坪単価788万円でも抽選倍率9.65倍