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赤坂9丁目タワープロジェクトの44Fタワーマンションのネーミングは「パークコート赤坂檜町ザタワー」に決定
ここ最近の不動産価格の値上がりには驚かされますが、ひとつの節目であるオリンピックまでの期間において間違いなく注目物件になりそうな「赤坂9丁目タワープロジェクト」。
三井不動産による、この再開発物件の44階建てタワーマンション名が「パークコート赤坂檜町ザタワー」に決定したようですね。現場を歩いていると早速壁に掲出されていました。
「パークコート」ブランドは三井不動産のマンションブランドとしては最高峰の「パークマンション」に次ぐブランドです。
「パークマンション」ブランドについては、過去には、同じ赤坂エリアの「パークマンション赤坂氷川坂」、「パークコート六本木」、そして「パークマンション千鳥ヶ淵」などがありますがいずれも100戸未満のマンションです。
今回の「パークコート赤坂檜町ザタワー」は竣工が2018年2月予定、入居予定時期は2018年4月下旬予定となっています。ちなみに販売は2015年9月下旬なので今秋頃ですね。現在は工事の真っ最中ですが現地の雰囲気を報告したいと思います。夜バージョンです。
左手に見えるのがミッドタウン、そして真ん中程に見えているのが六本木ヒルズです。
まだ基礎工事段階でしょうか。
ちなみに現地は正面の通りの夜の雰囲気はこんな感じです。こうしてみると結構暗そうに見えると思いますが、赤坂駅周辺の繁華街エリアとは異なり、このあたりは住宅地なので酔っ払いがしょっちゅうふら付いているということもありませんし怖い感じもしないと思います。それにパークコート赤坂檜町が経つと一気に明るい雰囲気になるでしょうから治安面は問題なさそうな印象です。
また、ミッドタウンと「パークコート赤坂檜町ザタワー」の位置関係については以下のようになっています。
※画像:赤坂九丁目タワープロジェクト 公式HPより
三井不動産はブランド力もあり資産価値も期待できるマンションだけに大注目の物件となりそうですね。
「パークコート赤坂檜町ザタワー」は総戸数322戸ですが約4割程は地権者住戸(125戸)で占められており、その他、事業協力者住戸34戸を除くと、実際の「販売住戸」としては「163戸」しかありません。
ミッドタウン隣接というあまりにも希少なこの物件。資産価値も落ちにくいでしょうし、アジアの富裕層を含め海外勢も全力で購入してくることを考えれば倍率もすごいことになりでそうです。44階の最上階のペントハウス物件の間取りも記事にしているので興味がある人はチェックしてみて下さい。一体いくらの坪単価になることやら。。
ミッドタウン隣接という資産価値抜群のマンション。価格、坪単価はどうなる?
気になるのは価格、坪単価です。
「パークコート赤坂檜町ザタワー」の第一期予告広告は、専有面積57.61平米~203.96平米となっています。
「販売戸数」「予定販売価格」「予定最多販売価格帯」はいずれもまだ未定ですが、坪単価を考える上での参考事例としてはまず同じ赤坂エリアで販売中の「パークコート赤坂桜坂」は総戸数46戸で、うち1期の販売戸数は32戸、そして専有面積は62.08平米~123.53平米、価格は11,800万円~33,500万円となっています。坪単価にすると627万円~895万円。
「パークコート赤坂桜坂」のほうは、住所は港区赤坂1-丁目1205番20で、六本木一丁目の近辺です。近隣にはサントリーホールや赤坂アークヒルズがあり国際色豊かなエリアです。同じく三井不動産の過去の分譲マンション「パーコート六本木ヒルトップ」ものこの近くです。
(クリックで拡大できます)
※画像:パークコート赤坂桜坂 公式HPより
以上の「パークコート赤坂桜坂」の坪単価実績、そして最近話題のブリリアタワー目黒が坪単価600万円を超えてきているので、以上のような価格感を踏まえるとミッドタウン隣接の「パークコート赤坂檜町ザタワー」は平均坪単価はそれを超えてくるかもしれません。どのぐらいの平米数の間取りがボリュームゾーンになるのかまだ分からないのでなんともいませんが200平米超えの最上階マンションを含め100平米を超える高額住戸が全体の平均坪単価を引き上げそうです。
ちなみに、第一期の一番狭い「57.61平米」部屋を平均坪単価より少し下げて仮に650万円とした仮定した場合で1億1300万円程です。坪単価600万円だと1億500万円程です。
一方200平米オーバーの最上階のペントハウスはいくらでしょうか。お金に糸目をつけない国内、海外の富裕層の買いが入るでしょうからもはやどれだけ高い坪単価になっても抽選倍率は高い気がします。いずれにしても全住戸が億ションになるのは間違いなさそうです。
気になる方は物件パンフレットでご確認下さい。
>> パークコート赤坂檜町ザタワーの資料請求はこちら
高級物件シリーズとして三井不動産の最高ブランド「パークマンション」の過去分譲実績も参考までに
※2015年4月時点
パークマンション赤坂氷川坂
【住所】東京都港区赤坂6-8-8
【総戸数】36戸
【竣工】2014年
【施工】三井住友建設株式会社
ちなみに中古マンションでの現時点の販売価格を見てみると、
3階/13階建 南西・北西の角住戸 2LDK+S+ウォークインクローゼット
93.98平米 1億8,800万円
で坪単価は660万円
パークマンション六本木
【住所:東京都港区六本木4-3-38
【総戸数】224戸
【竣工】2009年
【施工】鹿島建設
ちなみに中古マンションでの現時点の販売価格を見てみると、
2階/8階 北西 1LDK
84.5平米 2億4,800万円
坪単価は969万円
また、最上階・ペントハウス住戸が、
13階/地上13階、南東 3LDK
168.63平米 5億9,500万円
坪単価は1,164万円
築6年程が経過していますが、中古価格で「坪単価1,000万前後」ですからなんともスゴイ金額です。
パークマンション千鳥ヶ淵
【住所】東京都千代田区九段南2-1-16
【総戸数】64戸
【竣工】2004年
【施工】鹿島建設
分譲時の価格は、1億6200万円から13億5000万円まで。最多価格帯は4億4000万円台
ちなみに中古マンションでの現時点の販売価格を見てみると、
9階/15階 南 3LDK
156.81平米 4億4,800万円
坪単価は943万円
赤坂9丁目エリアの歴史は?
赤坂9丁目エリアは昭和31年頃は「赤坂檜町」と呼ばれていました。
昔は毛利家のお屋敷で、邸宅内に「檜」が多く「檜屋敷」と呼ばれていたことに由来するようです。「赤坂檜町」の歴史についてはこちらをご確認下さい。