今回は、平均坪単価630万円、販売価格は約5,000万円~5億円という価格帯にも関わらず売れ行きは好調という代官山駅徒歩1分の「ザ コノエ代官山」を紹介したいと思います。
※画像:THE CONOE代官山HP
早速物件概要を見てみましょう。
物件概要
【所在地】 東京都渋谷区恵比寿西1丁目323-1,8,9(地番)
【交通】 東急東横線「代官山」駅 徒歩1分
東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅 徒歩7分
JR山手線「恵比寿」駅 徒歩11分
東京メトロ日比谷線「中目黒」駅 徒歩8分
【用途地域】 第2種居住地域/第2種中高層住居専用地域
【構造/規模】 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造/地上13階/地下2階
【敷地面積】 1,709.11m2(約517.00坪)
【建築面積】 1,068.18m2(約323.12坪)
【建築延床面積】 10,516.06m2(約3,181.10坪)
【住戸専有面積】 30.37m2(約9.18坪)~157.50m2(約47.64坪)
【バルコニー面積】 3.30m2(約0.99坪)~15.94m2(約4.82坪)
【ルーフバルコニー面積】 12.39m2(約3.74坪)~42.85m2(約12.96坪)
【間取り】 1K~3LDK
【総戸数】 109戸
【完成予定】 2016年(平成28年)1月末
【入居予定】 2016年(平成28年)3月末
【売主】 アパホーム株式会社
【設計監修】 株式会社 新居千秋都市建築設計
【設計・監理】 株式会社IAO竹田設計、株式会社TIS&PARTNERS
【施工】 日本国土開発株式会社
【管理会社】 アパコミュニティ株式会社
地上13階建て、間取りは1K~3LDK、専有面積30.37平米~157.50平米で、かなり幅があります。また規模は109戸とそこそこの規模です。用地取得も難しくなってきていることから、最近発表されている都心マンションでは30戸ぐらいの小規模マンションも多く、100戸を超えてるとある程度の規模感という印象です。
また完成は2016年1月末となっています。上記には記載がありませんが着工が2013年9月からなので実は結構前から工事には取り掛かっていたんですね。
【第2期本広告物件概要】
【販売戸数】 14戸
【販売価格】 6,200万円~45,500万円
【住戸専有面積】31.44㎡(約9.51坪)~155.07㎡(約46.90坪)
【最多販売価格帯】 6,000万円台・12,000万円台・13,000万円台・19,000万円台(各2戸)
【バルコニー面積】 4.51㎡(約1.36坪)~15.08㎡(約4.56坪)
【ルーフバルコニー面積】 13.43㎡(約4.06坪)~24.65㎡(約7.45坪)
さて2015年5月上旬時点で第二期の物件概要が掲載されておりますが、販売価格6,200万円~45,500万円に対して、専有面積が31.44平米~155.07平米ですから、坪単価に直すと651万円~968万円ぐらいとなりそうです。
最近では赤坂や番町など都心の一等地では、このぐらいの坪単価が当たり前のように出てきましたので、もうあまり驚かなくなってきました。。昨今の坪単価相場で明らかに感覚がおかしくなってきますね。笑
現地周辺の様子は?
以下は駒沢通りの鎗ヶ崎交差点から見た写真になりますが、正面の縦に走る道路が旧山手通りになり、その山手通りの右手に工事中の建物がありますが、そちらがザ コノエ代官山の建設地です。
では更に近づいてみましょう。ちょうど旧山手通りと八幡通りの交差点に面した角地に位置します。陸橋がある場所になります。おそらく陸橋はマンションの2階部分ぐらい?でしょうか。
陸橋から旧山手通りを撮影した写真が以下。この道をしばらく進むと右手に代官山T-SITEや、ヒルサイドテラスが見えてきます。道路沿いは見ての通り木々が植えられており、またお洒落なお店とスッキリした通りで歩いていても気持ちの良い通りです。
そして、代官山なので道路には結構人が溢れています。
また、モデルルームも現地から数分のところにあります(旧山手通り沿い)
人気スポットの代官山なので人は常にいる、”代官山駅近暮らし”はそれを自然体で受け入れる必要がある
行ったことある人はよく分かると思いますが、やはり代官山という場所柄、道を歩けば、人、人、人・・・なわけです。ただ、逆に言えばそれだけの人を集める魅力がある街ということでもあります。
グルメやファッションのお店が多数存在し、流行に敏感でお洒落な人が集まる街、それが代官山です。また恵比寿も近く、食事の際は恵比寿にもぶらっといくような生活かと思います。
マンションの周辺環境を踏まえると、普段からアクティブに活動し、生活エリアに人がたくさんいたとしても苦にならずに自然体で受け入れらる人に向いてそうなエリアです。もちろん投資用であればそういう人に住んでもらえばいいわけなので関係ありませんが。
ザ コノエ代官山の土地は一般競争入札で奈良県より43億円で落札
マンション現地は、元々は奈良県が保有しており、2011年に奈良県が実施した一般競争入札においてアパが最低売却価格32億円という条件の中、45億円という高値で落札した土地です。ちなみに入札業者は7者。
また、ザ コノエ代官山の設計は、新居千秋都市建築設計となっています。新居千秋氏は、代官山の過去分譲物件「Brillia代官山プレステージ(売主:東京建物・東急不動産)」のデザインも担当しており、Brillia代官山プレステージはグッドデザイン賞を受賞しています。
マンションの外観を見ると白を基調とした独特のフォルムで非常に目を引く作りとなっています。用途地域の関係で方角によっては高さが制限され、高い部分と低い部分があるようですが結果としては円形のフォルム部分と、段々と低くなる部分などが余計に存在感を醸し出している気がします。
※画像:THE CONOE代官山HP
新居千秋氏による外観デザインももちろん素晴らしいですが、この物件の魅力はなんといっても代官山駅徒歩1分という揺るぎない立地です。同じく代官山駅徒歩1分の代官山アドレス ザ・タワーが築後15年経っても高値で販売されていることを見てもその資産価値の高さが分かります。
参考までに代官山アドレス ザ・タワーのデータも見てみましょう。
【参考データ】同じく代官山駅徒歩1分《代官山アドレス ザ・タワー》の中古販売価格
※成約価格ではなく中古販売されている価格です。2015.5時点
外観はこちら。
【名称】代官山アドレス ザ・タワー
【売主】鹿島建設・大成建設
【施工】鹿島建設・大成建設
【交通】東急東横線 「代官山」駅 徒歩1分
JR山手線 「恵比寿」駅 徒歩11分
【総戸数】501戸
【竣工】2000年
153.5平米 30階/36階 3LDK 北 3億6,500万円(坪単価785万円)
169.6平米 34階/36階 4LDK 南 3億9,000万円(坪単価759万円)
86.33平米 34階/36階 2LDK+WIC 南東 1億9,800万円(坪単価757万円)
57.51平米 15階/36階 1LDK 西 8,980万円(坪単価515万円)
築15年経っても坪単価700万円台で売りに出ているぐらいですから代官山という街のポテンシャルには驚かされます。もちろん鹿島建設・大成建設が売主・施工という物件力自体もあっての金額ですが。
一概に比較できませんが、同じく代官山駅徒歩1分の新築マンション、アパグループの最上級マンションブランド「THE CONOE」シリーズ、戸数は109戸、平均坪単価630万円。気になる方は物件HPやモデルルームを訪問しては?