赤坂プリンス跡地の再開発プロジェクトが「東京ガーデンテラス紀尾井町」に変更
2015年9月16日に西武プロパティーズは、紀尾井町の赤坂プリンスホテル跡地に建設される「東京ガーデンテラス」の上棟式を行いました。その際に名称を「東京ガーデンテラス」から「東京ガーデンテラス紀尾井町」に変更することも発表されました。
つまり最後に「紀尾井町」が付いたわけです。
今回の変更理由を西武プロパティーズは「立地特性、周辺環境、施設特性をわかりやすく表現する」としていますが、当初のタウンネーミングでは地名を表わすキーワードとしては「東京」しかありませんでしたが「紀尾井町」を付けることにより立地が詳細に分かるようになり、また「風格ある歴史」イメージとともに過去から未来への新たな昇華も感じさせるネーミングになったような印象がします。
「紀尾井町」の歴史・由来は?
「紀尾井町」の地名由来は元々この地にあった紀州徳川家中屋敷、尾張徳川家中屋敷、彦根井伊家中屋敷に由来しています。それぞれ紀州家、尾州家、井伊家と呼ばれており、各家の文字を1文字ずつ取って町名とされました。
そして現在の「紀尾井町」
そんな紀尾井町ですが、現在はというと紀州徳川家の中屋敷跡は赤坂プリンスホテル跡地・清水谷公園、尾張徳川家の屋敷跡は現在の上智大学、井伊家の屋敷跡は現在のホテルニューオータニ付近にそれぞれあたります。
地図で見て頂くと良く分かると思います。
すぐそばの紀尾井町のニューオータニも参考までに。