建設計画

【国立競技場の解体工事】2020年東京五輪でどう変わる?≪現場レポ≫

国立競技場は現在取り壊しの真っ最中。2015年9月までには全て取り壊し10月からの着工に向けて急ピッチで工事中

湾岸エリアはオリンピック決定により不動産需要が高まり大変なことになってますが、オリンピックで忘れてはいけないエリアがもう一つ。

そうオリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」です。

国立競技場の解体工事にあたっては建設費の高騰による入札不調などでなかなか業者が決まらず予定より約半年遅れで2015年2月よりようやく解体工事に着手。

現在は解体工事の真っ最中ですが予定では6月頃までには完全に取り壊し、瓦礫の処理なども9月までに終え、10月からは新競技場の建設にも着工する予定になっています。

写真では分かりづらいですがスタンド部分も取り壊しが進んでいます。
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1964年の東京五輪の舞台になった日本スポーツ界の聖地なので、いざこうして解体されるのを見ると歴史があるぶん寂しい気持ちもしますが、一方で「新国立競技場」になってどう変わるのかという今後の点についても気になるところです。

以下の写真は東京体育館側から国立競技場方面を見た様子です。正面の通りは外苑西通り。
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以前は正面にあるこの白い壁のすぐ向こう側は広場でしたが新国立競技場完成後は道路近辺まで建物が建つ予定のようです。この通りはもともとはゆったりとした道だったので再開発でどう変わるのか気になるところです。ただ少なくとも人は以前よりも集まるでしょうから神宮外苑周辺の不動産資産価値は向上するのでは?という印象はあります。

ちなみに白い壁面には建設計画が設置されています。 (クリックで拡大できます)
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ちなみにマンションの話に触れておきますと、神宮外苑周辺で近年分譲されたマンションとしては東レ建設のシャリエ神宮外苑があります。

湾岸エリアはオリンピックによって不動産価値が大きく向上しました。

湾岸エリアはそもそも海で何もなかったのに対し、神宮外苑エリアは完成された市街地であり相場感かわ出来ていますから大きな飛躍はないでしょうが、とはいえオリンピックという世界の一大イベントであり、それに向けて新国立競技場が誕生し人の往来も間違いなく増えるでしょう。  築年数も浅い「シャリエ神宮外苑」をはじめ神宮外苑エリアのマンション資産価値が今後どうなっていくのか気になるところです。

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